チェスキークルムロフ城
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チェスキークルムロフ城 WQVGA(240x400)携帯壁紙
 中欧で今世紀最悪の大洪水の爪あとが生々しいチェスキー・クルムロフ歴史地区です。ここ南ボヘミアのヴルタヴァ川(ドイツ名:モルダウ川)上流域の街チェスキー・クルムロフに端を発した洪水は、下流の首都プラハやエルベ河(ヴルタヴァ川の本流)沿いの東ドイツのドレスデンなどにまでも多大な被害をもたらしました。また南ボヘミア付近の集中豪雨は分水嶺を越えてドナウ河へも被害を拡大し、こちらも同じように徐々に下流域へと被害を拡大し、オーストリア、ハンガリー、ユーゴそしてルーマニアにまでも被害を拡大する中欧全体に及ぶ大洪水になってしまいました。写真は洪水後間もない8月下旬に訪れたときのもので街中で復旧作業が行われていていました。写真を見れば建物の一階部分の壁の色が違うのでここまで水没していた様子がわかります。道路のアスファルトはめくり上がり商店は壊滅し惨憺たる状態でした。美しきわが祖国と詠われた美しきボヘミアの地が一日も早く復旧することを願っています。
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