コンピエーニュの森Forest of Compiegneの外れに位置するピエルフォン城Chateau de Pierrefonds。箱庭のような家々を見下ろすように小高い丘に立つ様は、まさにお伽の国の世界のようです。オルレアン家のルイ王子が居城を建てたのは14世紀の後半。戦乱の時代に、破壊され廃墟となったこの城をナポレオンが買収し、ナポレオン3世が再建を試みたのが1857年と比較的新しいシャトーです。
以前、マイケル・ジャクソンがこのピエールフォン城を購入しようとしたそうです。長い長い森を抜けると、突然現すシャトーとその村は、ネバーランドのようで彼の気持もわかる気もします。