"ランスの偉大なる丘"と呼ばれる、なだらかな丘陵地に育つ、フドウ畑のなかを進んでいくと、なにやら道端に巨大な樽がドテーンと転がっていました。興味津々で樽に近づいてみると「ようこそ、マイィ・シャンパーニュへ」と書いてありましたので記念撮影に一枚。周りは見渡す限り一面のブドウ畑で、メゾンらしきものは見当たりません。持参した本を見てみると、ここが、グラン・クリュ(特級畑)100%の畑で育まれたブドウのみを使用し、高品質のシャンパーニュで名高いマイィ村Mailly-Champagneの特級畑らしい。
シャンパーニュ地方には、全部で324ものブドウ畑があるそうです。 そのうちの17の畑のみがグラン・クリュとして指定を受けているので、さぞかし良いブドウなのでしょう。モンターニユ・ド・ランス地域を一通り見て回ったが、素人目には、となり村と同じようなブドウ畑に見えます。ちなみに、人間と同じで、水はけが良く栄養が乏しい土壌の方が、良いブドウが育つと、見聞いた覚えがあります。気候は大して差はないだろうから白亜質の下層士が他の畑と違うのでしょうか? なにはともあれ、日本でも売っているマイィのシャンパンのブドウ畑の写真をご覧ください。