ルクセンブルク市の北40キロにあるVallee de l'Ourの渓谷沿いの村です。川の対岸はドイツです。このヴィアンデン城は、写真正面の山から見た方が美しいですが、パステルカラーの町並みが美しく、どうしてもお城といっしょに町並も入れたく、その場所を探して撮影しました。ここはホントにおとぎの国のような場所でした。そういえば、どことなく日本の山並みに似ているでしょ。ルクセンブルグは「森と渓谷の国」と呼ばれています。北部からベルギーのアルデンヌ高地にかけては、どことなく日本の風景にも似ているようです。南東部のモーゼル川沿いの地方はブドウ畑が広がっていますが、北部の方はブドウ畑は見当たりません。きっとモーゼル川ぐらいが、気候的に良質のブドウを栽培する北限なんでしょうね。
ルクセンブルグに行かれる方で、ヴィアンデンからクレルヴォーに向かう場合は、来た道を戻ってAlzette川沿いを鉄道で移動するのではなく、是非ともVallee de l'Our沿いを路線バスで移動してもらいたいです。小鳥の囀りが聞こえ、木漏れ日がとっても眩しい美しいルートですよ。ルクセンブルグは「森と渓谷の国」なんですから。