スロヴェニア南部の朝霧に包まれたとある片田舎です。太陽が高くなって地表の気温が上がると写真のように、一気に霧が取れて青空が広がります。(朝霧の日は必ず無風で晴天)私が旅した地方の朝は毎日このような朝霧に包まれていました。ホテルに泊まるとこれは解らないんだけど私のような特殊な旅行をしていると、ヨーロッパの夏は丑三つ時ぐらいから極端に冷え込んでくるのを実感できます!きっと放射冷却によって朝霧が発生しやすいのでしょうね。霧といえば「霧のロンドン」が有名ですがあれは半分ウソです。あれは産業革命時の話で当時のロンドンは工場から出る煤煙に覆われていて、霧の正体は光化学スモッグだったんです。現代のロンドンで霧が現れることは稀なので、個人的に「霧雨のロンドン」なんかがロマンチックでいい表現かななんて思ってます。