首都リャブリャーナの北15キロにあるメンゲシュという小さな町の郊外にあった祠です。ところでスロヴェニアってどこにあるの?っていう人や、ヨーロッパには詳しくない人も結構多いと思うのでここで言語についてちょっと豆知識。ヨーロッパの言葉は主にラテン、ゲルマン、ケルト、スラブ系民族が話す言葉に分類できます。(他にもあるが割愛)ラテン系言語とゲルマン系言語は有名なのでここでは割愛します。ケルト系はアイルランドや英国の一部で話されている言語です。 (単語例: Failte)スラブ系は東スラヴ語のロシア語・ウクライナ語・ベラルーシ語、西スラブ語のチェコ語・スロバキア語・ポーランド語・上ソルブ語・下ソルブ語。そしてスロヴェニアを含む南スラブ語群には他・クロアチア語、ブルガリア語、マケドニア語、セルビア語に分類できます。なおおもしろいことにスラブ系に周りを囲まれたルーマニアはラテン系。そしてハンガリーに至ってはヨーロッパの真ん中に位置しながら我々と同じアジア系民族です。西スラブの国々とスロヴェニア、クロアチアは文字がキリル文字(例:Добро пожаловать)ではなく、我々にとっても馴染み深いラテン文字を使用しているので、私のような者でも道に迷うことはなく安心して個人旅行できます。