ブリュムリスアルプBluemlisalpの山とエッシネン湖Oeschinenseeです。このエッシネン湖はご覧の通り、背後にブリュムリスアルプ連峰（写真正面のブリュムリスアルプ・ロートホルンBluemlisalp Rothorn3297m、雲にかかって見えませんが左から順に、主峰ブリュムリスアルプホルンBluemlisalphorn3661m、エッシネンホルンOeschinenhorn3486m、フリュンデンホルンFruendenhorn3369m、ドルデンホルンDoldenhorn3638m）三千メートル級の秀峰が湖上から、そそり立ち、ヨーロッパ指折りの美しい湖として名を馳せています。また、ブリュムリスアルプ連峰からの氷河融水が、この山上湖に集い、まるで宝石のような湖水の色を呈し、それはそれは美しい山上湖なのです。 　カンデルシュテーク村Kanderstegからチェアリフトを利用すれば、誰でも簡単に行け、とても美しい場所なので、管理人オススメの場所です。なお、私は、この程度の高度差なら有料の乗り物は使わない主義です。というか、滅多に乗り物には乗れません。だってスイスってベラボウに料金が高いんだもの。というわけで、贅沢できない元気な若者は、歩いてエッシネン湖まで行き、湖で泳いで（湖の奥の方がオススメ）レストランで飯食って下山する。これがイイ。 　写真は、午後８時頃のエッシネン湖の様子。既に観光客はおろか、レストランの従業員も山を降り、あたりは静寂に包まれています。時折、カラーンコローン♪とカウベルの心地よい音色が、遠くから風に運ばれてくるだけです。幽玄とは、このような光景を云うのでしょうか。私にとって、天気がよい日に、ここでプカプカ泳いだ思い出もいいが、この日の幽玄閑寂な思い出もよいものです。エッシネン湖大好き。