ボストン
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ボストン QVGA(240x320)携帯壁紙
 アメリカのメーン州Maine、バーモント州Vermont、マサチューセッツ州Massachusetts、コネチカット州Connecticut、ロードアイランド州Rhodeisland、ニュー・ハンプシャー州New Hampshireの東部6州は「ニューイングランドNew England」と呼ばれます。アメリカの中でも比較的ヨーロッパの雰囲気がする地域です。というのも、名前からわかるとおり、イングランドからアメリカに渡った清教徒たちが、はじめに開拓したのがニューイングランドであり、この地にはピューリタンたちの故郷への想いからイングランドの地名が数多く見受けられます。試しに地図でアメリカ東海岸付近を見てください。イングランドの都市の地名が数多く見つけられます。  アメリカのボストンBostonといえば、アメリカ発祥の地で、最もイギリスの薫りがする街です。今ではMITやハーバード大学がある文教の街として有名なボストンですが、1630年にイングランド・リンカーン州Lincolnshireの田舎町ボストンの清教徒たちが、サウサンプトンSouthamptonから出航して築きました。そういった意味において、ここボストンは、アメリカ発祥の地の故郷といってもいいのかもしれません。  写真は、14世紀に築かれたセント・ボトルフ教会Church of St Botolph 高さ83mのボストン・スタンプBoston Stumpは、イングランドで最も高い教区教会で、リンカーン州のどこからでも見ることができるくらい高い印象を受けます。リンカーン州は、恐らくイングランドいち観光客が少ないマイナーな州で、ここボストンも、イングランドの低い鉛色の空を映したような街でしたが、あの天に突き刺さるような塔を見ると、新世界を創ったのは我々だと云わんばかりで、とても印象に残っています。写真で見るよりも実際に見ると、とても高くて、あの天空に突き刺さるような尖塔の姿が忘れられません。
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