北海沿岸の素敵な漁港の町、ウィットビーWhitbyです。イングランドでも有数の美しい町だと私は思います。高台の上に見える遺跡Whitby Abbeyは、１３世紀の修道院の名残りで、今は朽ち果てています。その近くには、ノルマン教会があり、ここの墓地は、アイルランド人作家ブラム・ストーカーBram Stokerのあまりに有名な恐怖小説「吸血鬼ドラキュラ」の舞台になっています。また、探検家クック船長が、見習いの頃に住んでいたのもこの町で、現在その場所は、クック船長記念博物館になっています。 　と、いろいろ見所は多い町ですが、私がこの町に訪問した本当の理由は、貧乏旅行の食事には欠かせないフィッシュ＆チップス。ウィットビーは、良質のタラが獲れる漁港として有名なのです。その新鮮なタラで揚げたフィッシュ・アンド・チップスは、イングランドでも最もおいしいと評判なんだそう。そういうことで早速、有名なレストランThe Magpie Cafeに食べに行きました。まぁ、ほぼ毎日食べていたので、味覚も飽き飽きしていて格段においしいとは感じませんでしたが、お皿から食み出さんばかりのデカさが印象に残りました。やっぱり、フィッシュアンドチップスは、店内では食べずにテイクアウェイで歩きながらパクつくのが好きです。行儀が悪いですが、冬の寒いとき、ハフハフしながら食べると最高です＾＾