ウェールズ南部の紀行文は、いまだに作成してません^^; 以下は暫定的に英国観光庁から引用したので無味乾燥です。
「ウェールズの庭園」といえば、このエリアだ。どこまでも広がる田園風景、有名文学作品ゆかりの地、世界トップクラスの庭園、そして滋養あふれる農産物とウェールズの伝統料理がここにある。
肥沃な土地と良質の農産物で知られるカーマーゼンシャーには、美しい庭園や広場はもちろん、神話の時代からの遺産も多く、それゆえに文学作品とのつながりも強い。こうした魅力を支えているのが農業だ。緑の畑と丘が、見渡す限り広がり、ウェールズ羊や、純粋種のウェールズ黒牛があちこちに点在している。地元のマーケットや飲食店では、絶品のチーズや肉、魚などを味見してみよう。
近年、庭園修復プロジェクトが活発になり、アバグラスニーなど、しばらくの間、忘れ去られていた庭園の修復や整備が進んでいることも注目したい。アバグラスニーでは、すでに修復を終えたエリザベス朝様式やジェームス1世様式の回廊が必見だ。海岸線には、ミレニアム海浜公園が20キロメートル続いている。車の進入は禁止されており、自転車と歩行者専用の遊歩道が、さまざまなアトラクションへと続いている。
古城や遺跡の風景は、この地方では珍しくない。クラッグ(ごつごつした岩山)の上にちょこんと乗っかったカーレグ・ケンネン(Carreg Cennen)城には、神秘的な地下トンネルや石灰岩の洞穴がある。Dolaucothiにはローマ人の金鉱が残っている。
中世から現代まで、いつの時代も、文芸家たちにインスピレーションを与えてきた土地でもある。たとえばディラン・トマスは、ラーン(Laugharne)にある自分のボートハウス「波に揺れる家(sea-shaken
house)」に滞在中、村人たちをヒントに登場人物のキャラクターを作り上げ、いくつもの最高傑作を書き上げたという。
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