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 別名、ハート・オブ・イングランドThe Heart of Englandと、イングランドの中心に位置する、ミッドランド地方The Midlands  そして、ハートを掛詞として、イングランドの心とでも訳せるでしょうか。ちなみに、私の故郷の静岡県と西ミッドランズは、平成7年からお互いに文化交流を始めています。
 近年、日本の熟年夫婦の間で、イングランドの田舎を旅する人が増えているそうです。年をとってから、イングランドの田舎の魅力に気がつく人が多いそうです。そして、そのイングランドの田舎の代名詞となっているのが、西ミッドランズ南東部の、なだらかな丘陵地帯に広がるコッツウォルズCotswoldsと呼ばれる田園地帯です。このコッツウォルズは、別段、これといった文化遺産もあるわけではないし、これといった観光地があるわけでもありません。それでも、このコッツウォルズを訪ずれる旅行者は後をたちません。その理由は・・・写真を見ていただければと思います。
 また、コッツウォルズだけがこの地域の魅力ではありません。ウェールズと国境を接するウェルッシュ・ボーダーズの美しい農村地帯を、お忘れではないでしょうか。シードル(リンゴ酒)農家のりんご園の間を何度が走ったことがあるのですが、観光地化した感が歪めないコッツウォルズより、こちらの方こそ、イングランドの心という言葉がぴったり当てはまるような素敵な場所です。毎回時間がなく素通りしてしまうのが残念ですが、次回にはゆっくり立ち寄りたい場所のひとつです。
 そして最後に、この西ミッドランズは、産業革命の発祥地でもあります。ある意味、ハート・オブ・イングランドは、ハート・オブ・ワールド、つまり、近代世界のハートと呼べるのかもしれません。それではこれから、いろいろなハートを併せ持つ、西ミッドランドを旅してみましょう。


The Heart of England
 ・Bibury [2]
 ・Blockley [1]
 ・Bourton-on-the-Hill [1] New !
 ・Broadway [2]
 ・Chipping Campden [2]
 ・Gloucester [1]
 ・Lower Slaughter [1]
 ・Shottery [1]
 ・Snowshill [1]
 ・Stratford-upon-Avon [1]
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